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短期のアルバイト
短期バイトなど、期間を区切った雇用ができるのも、アルバイトのメリットです。雇用主にすれば繁忙期など必要な時だけ人員が確保でき、働く側も夏休みや冬休みなど暇な時にまとめて仕事ができるなど、お互いに便利なシステムになります。普段は学業で忙しいので長期休暇にまとめてお金を稼ぎたいという学生や、なかなか通年で働くのは難しいという主婦、今のアルバイトを続けながら空いた時間にもうちょっと稼ぎたいといった人たちなどに、短期のアルバイトはとても人気があるのです。
短期バイトにはいろいろあって、例えば年末年始に郵便局が募集する年賀状アルバイトや、夏と冬に百貨店や配送会社が募集するお中元・お歳暮バイトなどが有名です。そのほか、自治体が募集する交通量調査や世論調査、イベントの時に活躍するキャンペーンスタッフ、夏休みやゴールデンウィークなど観光客が増えるシーズンのレジャー施設、カレンダーや手帳など季節によって製造が忙しくなる製品の工場など、その種類はさまざまです。期間も、1日のみの日雇いバイトから、3か月程度のものまでさまざまなので、自分の働きたい期間に合わせて選ぶといいでしょう。短期なので人間関係の煩わしさもなく、必要に応じてそこそこにお金を稼げて便利な短期バイトですが、その都度仕事を探すのはかなり面倒です。そこで便利なのがアルバイトの登録制度。派遣会社などに登録しておいて希望の仕事や期間などを伝えておき、必要な時には声がかかるというシステムです。1ヶ月や3か月など、短期でもある程度長い期間のアルバイトであれば情報誌やインターネットなどで探したり、毎年繁忙期だけ同じところにアルバイトに行くという人もいるでしょうが、1日2日の短期バイトになると登録会社を利用する人がほとんどです。アルバイト経験があまりなくて不安という人は、こうした短期のアルバイトをいろいろやって自分に合った仕事や業界を探すのもいいでしょう。