アルバイトをするときの注意
アルバイトは比較的面接や採用も簡単ですし、短期間・短時間の労働なので気軽にできるのがメリットですが、それでもお金をもらって働くからには責任が生じますし注意すべきこともいろいろあります。適当な気持ちで働いていると、接客の仕事であればお客さんに失礼に当たり、仕事の内容によっては怪我などの危険が伴う場合もあります。また、多くの職場はアルバイトであれ正社員であれ他の人と協力しながら仕事を進めていくことになるのですが、実際のところアルバイトの退職理由で最も多いのが人間関係によるものです。アルバイトは学校と違って年齢も経歴もさまざまな人が一緒に働くことになりますから、中には接しにくいと感じる人もいるかもしれません。しかし、同じ職場で働く以上、協力することは必要でありそれも社会勉強の一つとして乗り越えていくことが必要なのです。人間関係はどこでアルバイトをするにしても、就職するにしてもずっと問題になることですので、うまく関係を築いていけるように努力することも大切でしょう。そのためにも社会人として迷惑をかけたり嫌な思いをさせないように、最低限のマナーを守ることは大切です。挨拶はきちんとする、身だしなみは整える、遅刻はしない、お礼やお詫びはきちんと伝える、仕事を覚える努力をする、すすんで仕事をする、などということは、アルバイトをする上では基本のことです。よほどの即戦力採用でない限り初めからバリバリ仕事ができないからといって迷惑をかけることはありませんが、仕事を覚えようとする姿勢がないのは問題です。できれば教えてもらっているときにメモをとったり、何をすればよいかわからないときは先輩に聞きに行くなど、積極的なやる気をアピールすることも大切です。また、アルバイトはお金を稼ぎながら社会勉強もできる貴重な場ではありますが、学生にとっては勉強が本分ですし、本業がある場合にはそれをおろそかにしては本末転倒です。あくまで自分のやるべきことをきちんとやったうえで、空いている時間を使ってアルバイトをするようにしましょう。